お子さんの入学準備できっと最初に思いつくのがランドセル。
イオンなどの大型ショッピングモールやニトリでも、色とりどりの、カラフルなランドセルが並んでいますよね。
カラーだけでなく、ランドセルに施された色々なおしゃれなデザインもきっと目を惹くはずです。
そんな中、「軽いランドセルを選びたい」そう思われている親御さんは、ランドセル選びについてよくご存じなのではないでしょうか?
2023年、2024年のランドセル選びや購入の条件や基準についてのアンケート結果では「丈夫さ」「使いやすさ」や刺繍などを取り入れた「デザイン」が意見の上位を占められがちですが、「軽い」「重さ」という機能の項目は重要視されない傾向があります。
ですが、皆さんは知っていますか?
実は、近年は子ども達が背負うランドセルは重すぎると「お子さまのカラダに影響を与える可能性がある」という問題の報告もあるのです。
小学校生活は6年間。低学年から高学年までずっと使い続けるものですから、お子さまが気に入ったものを選ぶことは大切です。
そこに親御さんの愛情目線で「軽い」「重いと感じない」という選択基準を入れていただければと思います。
そこで萬勇鞄のランドセルが採用している素材や軽い・重さを軽減できるランドセルはどれか、ランドセル症候群の対策ができるランドセルはどのようなものか、こどもがランドセルを背負ったときに負担を感じさせないランドセルの仕組みなどについて解説します。
萬勇鞄はランドセル背負うお子さんの身体を保護する事も十分に考えた高品質な製品を作っています。
子ども達のことを考えた萬勇鞄の思いと技術が皆さんに届けられたら幸いです。
軽いランドセルは重さを素材で軽減
なぜランドセルは軽い方がいいのでしょうか?
ランドセルの重さについてはあまり意識されたこと、考えたことはなかった親御さんも多いと思います。
ランドセルはなぜ軽い方がいい?それにはこんな問題や理由があります。
ランドセルはなぜ軽い方がいいの?
小学生の子供が学校に毎日背負っていくランドセル全体の総重量は「平均4.7Kg」。
高学年、小学6年生になると教科書や荷物も多くなるので「平均5.5kg」にまで重さが増えてしまうんです!
しかもこれはあくまで「平均」ですから、子どもによってはもっと重い事もあるかもしれません。
保育園や幼稚園時代に使っていたリュックや荷物の量と比較しても、成長期にあるお子さまのカラダにとっては毎日これだけ重いものを背負っている、と考えると大きな問題ですよね…。
特にまだ体が小さい低学年の子ども達には、多くの負担がかかることが考えられます。
近年、「ランドセル症候群」という症状が出てくるほど、小学生の約8割以上が「ランドセルが重い」と感じています。
知っていましたか?
ランドセルが重くなった原因の一つには、学習指導要領の改定などにより教科書のページ数が増えたことや、教科書のサイズが大きくなったことなどが挙げられます。教科書協会の調べでは、全教科の総ページ数(小学1~6年の合計、各社平均値)は、2005年度に比べて20年度は1.7倍に増加しているそうです。コロナ渦をきっかけに、ICT(情報通信技術)を使った教育も進み、タブレット端末も一人ひとりに配られ始めています。
そんな中、平成30年に文科省が各教育機関に発出した「児童生徒の携行品に係る配慮について」という文書には、「家庭学習で使用する予定のない教材等について、児童生徒の机の中などに置いて帰ることを認めている」、いわゆる「置き勉」を認めている文章があります。
しかし、文科省(国)が子ども達のランドセル症候群の対策として正式に認めているのにも関わらず、多くの小学校が「置き勉」を認めていない、という事実もあるのです。
問題が浮き彫りになってきて深刻な状況であるとされているのに、何とも本末転倒な話ですよね…。
文部科学省「児童生徒の携行品に係る配慮について」
先に述べた「ランドセル症候群」は、首の痛み・肩こり・腰痛や「背負うのが億劫になる」「学校に行きたくない」「登校・下校が嫌だ」という心の落ち込みという、心身の不調や問題が出てくる症状のことです。
このような症状が進むと、成長途中の背骨や腰など骨の発達に影響する可能性も出てくる可能性があるので、この問題に関しては注意が必要です。
では、どんな方法でその問題の対策や解決ができるのか?を考えてみましょう。
一番は「背負うものを軽くすること」です。
背負うものと言えば、ランドセルの中に入れる学用品や教科書、ノートはもちろん、ランドセル自体の重さも含まれます。
教科書や学用品の重さを変えることはできません。
ですから、ランドセル選びには「ランドセルの重さが軽い」「重いと感じない」という条件を入れていただきたいのです。
重さが軽いランドセルには「ランドセルの大きさ」「付属品の重さ」などいろいろなポイントが関連していますが、実はランドセルを制作するにあたって使用される「素材の重さ」も重要なポイントになります。
萬勇鞄が採用しているランドセルの素材は「コードバン」「牛革」「人工皮革」の全3種類。
その素材の中で最も重さが軽い素材No1は「人工皮革」です。
人工皮革の種類は数多くありますが、ランドセル工房の萬勇鞄が採用している素材は「軽量」と「強度・耐久性」を追求しています。
それでは、3つの素材についてそれぞれを具体的に見ていきましょう。
1.人工皮革
人工皮革でつくったランドセルの重さは、なんと1,250g。
1000gと比べると、紙パックジュース1本分程度の重さの違いです。
また、実際にランドセルを背負って確認してみると、昔(親世代が子供だった時代)と比較して、だいぶ重さが軽減、軽量化されているような、重さを感じないことが分かると思います!
また、人工皮革の「軽い」以外のおすすめポイントには、以下の事項があります!
- 軽い
- 色のバリエーションが豊富
- 汗や水に強い(耐水性が高い)
- 本革に比べて安い・安価
- 傷が付きにくい
- 容量が大きい
ただし、耐久性は本革より劣ると言われています。
萬勇鞄で人工皮革を採用してるシリーズ一覧
エルフィン
エスプリ
グラシア
ファルベ
ノブレス
オラージュ
シェリーハート
リリークレスト
クローネティアラ
パルファム
ファラーシャ
次は、人工皮革以外のランドセルの素材も見てみましょう!
2.コードバン
コードバンでつくったランドセルは1,500g。
素材の中では最も重量・重さがありますが、メリットとしてはランドセルの形状の型崩れがしにくく、ランドセルとしての役目を終えた後もキーケースやペンケースなどの色んな革製品にリメイクして長く使い続けることができます。
そして、コードバンの魅力は、なんといっても「高級感」と「耐久性」です。
こちらの素材は希少部位の為、価格も他素材よりも比較的高い価格設定になっています。
コードバンの秘密
3.牛革
牛革でつくられたランドセルの重さは1,400g。
革製品では他の素材と比較しても最もポピュラーな素材で安定した流通量があり、加工がしやすくバッグ・お財布など、さまざまなアイテムにも使われています。
牛革の魅力やメリットは、「耐久性」と「通気性・吸湿性に優れている」点です。
牛革の秘密
ここまでで、軽い素材は「人工皮革」のモデルだということがお分かりいただけたと思います。
ですが実はランドセルの素材は、この3種類だけではありません。
2024年度ご入学ランドセルから、新しく誕生した牛革ハイブリッド素材をご紹介します!
4.牛革ハイブリッド
「ハイブリッド」という、「牛革」と「人工皮革」のいいとこ取りの作りが登場!。
ランドセルの顔となるかぶせ部分には牛革を使用し、本体部分は人工皮革で作っています。
さらに、内装の仕様を変えたことで、重量も従来品より100gの軽量化・重さ軽減を実現し、1,300gになりました。
その他
実は近年、上記以外の素材で新しく注目されている素材があります。
それは「ナイロン」です。
こちらもランドセルの重さの点ではその軽量さが魅力的ではあります。
しかし、人工皮革や牛革などと比較すると、取り扱っているメーカーや色やデザインの選択肢が少ないことと耐久性が劣ることがデメリットとして挙げられます。
このナイロン製のランドセルは、今はまだ全国的にもあまり馴染みがありませんが、京都や北海道などでは定着している地域もあるようです。
また、京都府を中心に、滋賀県や大阪府の一部でも使用されているようです。
以上のことを踏まえ、ランドセルを選ぶ際に「何を第一に優先して考えるか」で選ぶ素材が変わってくるでしょう。
ところで皆さんは、素材だけではなくやっぱりランドセルのカラー(色)も気になりますよね?
それぞれの素材にはどんなカラーバリエーションがあるのか?
萬勇鞄は素材別でたくさんのおしゃれなカラーのモデルをご用意しております。
次にカラー別で軽いランドセルをご紹介します!
軽いランドセルはカラーが豊富!
萬勇鞄のランドセルはカラーバリエーションのラインナップが多彩!
こちらではカラー別に軽いランドセルの最新もモデルの一覧をご紹介します。
<ブラック>
まずは男の子に安定の人気を誇るブラックカラーのモデルの一覧です。
ベーシックカラーなブラックはポイントで違うカラーを配色し、黒のシンプルなオリジナリティがあります。
ベーシック
ファルベ
ノブレス
オラージュ
リリークレスト
アデールナイト
男の子ランドセルの王道ブラック(黒色)
<ネイビー>
おしゃれカラーとして注目が集まっているネイビーカラーのモデルの一覧です。
シックなネイビーはどんな洋服にも合いやすく、引き締まった印象を与えます。
ネイビーはおしゃれ女子にも注目されつつあるカラーなんですよ♪
ベーシック
ファルベ
ノブレス
クールビューティーなネイビーのランドセル
<ブルー>
次は、ブルーカラーのモデルの一覧です。
爽やかな印象の空や海の色を思わせるブルー(青)は、清々しい気持ちになりますね。
男の子に人気があるカラーですが、最近は女の子も好むおしゃれなかわいいマリン(水色)などのブルーカラーが展開されています。
エルフィン
ファラーシャ
ファルべ
グレイスティアラ
パルファム
クローネティアラ
かっこよさ引き立てるブルー/青系ランドセル
水色のランドセルは可愛らしい女の子に人気!
ランドセルの色の違い【ブルー系】
<パープル>
次は、パープル(紫)カラーのモデル一覧です。
ライラック系のパープルは優しい印象です。
パープル(紫)は女の子に人気がある印象ですが、色の濃さによってはカッコいい仕上がりになっているものもありますので、男の子にもおすすめできる、おしゃれカラーです。
エルフィン
ファラーシャ
パルファム
クローネティアラ
シェリーハート
グラシア
エスプリ
ガーランド
グレイスティアラ
気品漂うパープル系のランドセル
<ピンク>
女の子から大人気のピンク!
かわいいベージュピンクからパールのようなピンク、ローズのような大人びたおしゃれなイメージ・色合いのピンクまでラインナップが多彩です。
エルフィン
ファラーシャ
パルファム
クローネティアラ
シェリーハート
グラシア
ナチュール
エスプリ
グレイスティアラ
ピンクのランドセルは、女の子の大好きが詰まったカラー
<レッド>
昔からの定番カラーでもあるクラシックなレッドカラーのモデルの一覧です。
こちらの色は、軽やかなエネルギッシュさを演出します。
昔から根強い人気を誇るカラーです。
ファラーシャ
グラシア
女の子ランドセル安定の人気を誇るレッド
<ワイン>
落ち着いた中に温かみのあるワインは、崇高な印象を与えます。
また、おしゃれで大人っぽい雰囲気も兼ね備えていますので、ちょっと背伸びしたい子が好むかもしれません。
シャルムローズ
ファルべ
グレイスティアラ
<ブラウン>
温かみのあるブラウンは安らぎと安定感があり、親御さんからの人気が高いです。
こちらも様々なおしゃれカラーが展開されていますので、ぜひチェックしてみてください。
クローネティアラ
グレイスティアラ
シャルムローズ
大人可愛いブラウンのランドセルは人気急上昇中!
茶色の男の子向けランドセルは、革の質感が引立つ人気色
<キャメル>
明るいキャメルは落ち着きの中に晴れやかでおしゃれな印象があります。
モデルによってはクラシック感もある、アンティークで高級な雰囲気を持つものもあります。
シェリーハート
グラシア
ノブレス
キャメルのランドセルは女の子にも男の子にもおすすめ
<オレンジ>
ビタミンカラーのオレンジは太陽のように光る、元気な印象を演出します。
まさに元気いっぱいなお子様におすすめです♪
ナチュール
エスプリ
シェリーハート
グラシア
ノブレス
<ゴールド>
イエロー系のゴールドは個性的ながらも、ギラギラに光ることはなく、洋服にもなじみやすい色です。
まるでヒーローのようなカラー、近年男の子に人気上昇中です♪
オラージュ
少し珍しいランドセルの色をご紹介!近年人気のゴールドカラー
ランドセルの色の違い~メタリック編~
<シルバー>
印象的なシルバーはメタリックな雰囲気でオリジナリティに溢れています。
スポーティーでかっこいい雰囲気を好む子に人気があり、おすすめできるモデルです♪
オラージュ
スポーティーでかっこいいシルバーのランドセル
ランドセルの色の違い~メタリック編~
<グリーン>
青みよりの明るいグリーンと深みのある落ち着いたグリーンが個性を演出します。
こちらは優しい印象のものから知的でクールなカッコよさを持つものまであります。
ナチュール
エスプリ
ノブレス
ファルベ
ガーランド
緑(グリーン)のランドセルは知性を感じるカラーで人気上昇中!
落ち着いた深みが格好良いグリーンのランドセル
<グレー>
近年人気を集めている、おしゃれなグレー系のカラー。
グレーと聞くと、少し暗いイメージあるかもしれませんが、2024年度ランドセル人気ランキングでも、常に上位にあるほどの人気があり、近年のおすすめカラーでもあります!
グレイスティアラ
アッシュ
ナチュール
軽いランドセルには、多数のカラーバリエーションがあるので、たくさんのモデルの中から選べます!
ランドセルの選択肢も増えますので、色々選べるのも楽しいですね♪
軽いランドセルでも大容量!
ランドセルはできるだけ子どもの負担にならないように、軽くしてあげたい…。
でも、教科書や荷物が入りきらずに補助バックやカバンを使うのは持ち物が増えてかわいそう…。
そう思われた方、ご安心ください!
萬勇鞄のランドセルは見た目がコンパクトでもしっかり収納できます。
たっぷり入る収納力
萬勇鞄のランドセルの内径は、高さ315×大マチ125×横235mm。
大マチは、2024年度ご入学ランドセルから、以前と比較して0.5cm大きくなり、収納の幅が広がりました。
ただ、数字だけ見てもなかなか分かりにくいですよね…。
そこで、実際にどのくらい入るのか実験してみました!
結果は…
このように、数でみると分かりやすいのではないでしょうか?
これだけ収納しても、さらに少し容量に余裕がありました。
さらに内容量はそのままにコンパクトさも追求しました!
現在、小学校では情報の授業などもはじまり、タブレットの端末が一人ひとりに支給されることもあり、また、学校によっては水筒も必要だったりするので、収納力とコンパクトさは両立しているに越したことはありません!
見た目のコンパクトさはどっちのタイプ?
萬勇鞄のランドセルは「キューブ型」と「学習院型」の2種類をご用意。
軽いランドセルにプラスし、見た目のコンパクトさも重視したい方は型から選択されるのもいいですね。
1.「学習院型」ランドセル
ヘリがあるのが特徴です。
突起しているヘリによってランドセル本体が擦れて傷になるのを防ぎ、耐久性をアップ。
キューブ型に比べるとヘリの幅により、やや大きめの仕上がりになります。
学習院型ランドセルのシリーズはご覧の通りです。
- エルフィン
- エスプリ
- ナチュール
- ベーシック
- グラシア
- ベーシック アンティークブロンズ
- ファルべ
- ノブレス
- ラッフル
- オラージュ
- シェリーハート
- クリスタルティアラ
- アーデルナイト
- グレイスティアラ
- ガーランド
- アッシュ
2.「キューブ型」ランドセル
学習院型の特徴である側面のヘリがないので、見た目がとってもコンパクト。
ヘリが当たらず棚やロッカーへの出し入れがスムーズです。
キューブ型ランドセルのシリーズは…
それぞれ見た目は違いますが、収納力はとても!たっぷりあることがお分かりいただけたと思います。
ですが、萬勇鞄のランドセルは「軽い」ということだけに留まりません。
機能性もばっちりです♪
ランドセルの「学習院型」と「キューブ型」の違いを紹介!
ランドセルについての不安や疑問を解消する
軽いランドセルでも耐久性ばっちり
軽いと壊れやすいのでは…。
ランドセルの重さについても大事だけれど、6年間使うとなれば、耐久性についても心配が出てきますよね。
値段や軽さを重視しすぎるとこんな心配も
ランドセルの重さは、ランドセルを構成する金具などのパーツによっても変わってきます。
軽さ・軽量化や安さを追求しすぎると、作られる工程で金具に安い・安価なものが使われたり、縫製が甘いなど素材以外の部分で壊れやすさ・脆さが出てくる可能性もあります。
ミシンだけには頼らない萬勇鞄は「手作業仕上げ」
ミシンの縫い目は1箇所がほつれると、連鎖して他の部分までパラパラとほつれてしまうことも…。
萬勇鞄のランドセルは、負担がかかりやすい部分を革の状態などを確認・補強し、手作業で仕上げています。
使用する金具も耐久性のある安全性を重視したものを採用し、スポーツが好きで活発に動くお子さんが持たれても大丈夫!な対策もしており、形状も崩れにくく安心・安全の設計・構造です。
また、すべてのランドセルにはっ水加工を施してあり、雨の日でも防水面で安心の対策をしています。
商品の品質に自信があるメーカーでは、万が一故障してしまった場合の修理保証に対応しています。
もちろん萬勇鞄のランドセルも6年間の安心保証付きです。
萬勇鞄ランドセルの6年間保証の詳細はこちらからご覧ください
軽いランドセルに必要な条件は「素材の軽さ」「耐久性」だけでは足りません!
「重いと感じないこと」も大切です。
ランドセルの丈夫さの理由
軽いランドセルは「重く感じない」
「人工皮革」と「コードバン」「牛革」の重さの違いは250g。
缶コーヒーのロング缶1本分で、教科書1冊分です。
どんなに軽いランドセルを選んでも中身の重さは変えられませんよね。
ですが背負ったときに「軽い」と感じることは可能なんです!
「軽い」と思えない理由はここにあり!
実は親世代の年代のランドセルと比較して、近年のランドセル自体の重さはほぼ同じで、平均して約1,300グラムと、重さの推移はそうありません。
変わったのは、ランドセルに入れる荷物の量です!
調査の結果、ランドセルを背負った時に軽いと思えない理由は「背中への密着」「背負う位置」にあることがわかりました。
ランドセルが背中にぴったりとフィットせずに隙間ができてしまうと、肩に負担がかかり重さを感じやすくなります。
さらにその状態で飛んだり走ったりすると、重いランドセルに遠心力がついていろいろな方向に動きます。
また、肩ベルトが長すぎると重心が腰近くになることで、バランスを保ちにくくなります。
ですが、肩ベルトを調節して背中にフィットした正しい位置で背負うことで、肩への負担も少なくなり、楽に背負えるようになるので、重さが軽減されたように「軽い」「重くない」と感じられるのです。
「軽い」と感じるようにつくられた「フィット感」の秘密
2024年度ご入学用ランドセルから、すべてのランドセルがリニューアル!
フィット力を上げ「軽い」と感じさせる各パーツのこだわりをご紹介します!
背あてには「クッション性に優れたウレタン」と「弾力性・衝撃吸収に優れたスチロール」の2種類を使用。
背当ての生地素材をより伸縮性の高いものに変更し、クッションを分厚く盛り上がった仕様に変更しました。
以前のもの比較しても、ふんわりと背中にしっかり、きちんと合わせて背負いやすくなるよう工夫し、小さな体のお子様の負担を軽減するように考慮されています。
萬勇鞄は今までも、立ち上がっている肩ベルトと身体に合わせてフィットするウィング背かんで、疲れにくく背負いやすいこと、背負い心地がいいことが自慢でした。
面で支えられる背中に比べ、点で支える肩にかかる負担は、お子さまにとって大きなものです。
その負担や問題を少しでも軽減・減らすため、今年はさらに、肩ベルト裏のスポンジを肉厚なものに変更して、背負った時の負担が軽減・緩和されるように改良しました。
そのため、肩への負担が以前と比較してだいぶ軽減されて、入学したばかりの1年生でもラクに背負うことができますよ。
動くウィング背カンを使用して固定されずに左右へ自由に動くので、力が分散されて遠心力がつきにくくなるように対策しています。
つねに立ち上がり背負いやすい肩ベルトの秘密は、背カンと肩ベルトをつなぐ「三角カン」。
三角形にすることで、倒れてしまうことなく立ち上がった状態をキープし肩への負担を軽減します。
教科書やノートを入れることで、どうしても重くなってしまうランドセル。
選ぶ際には、ぜひ「軽い」と感じるものを選んでいただきたいと思います。
ランドセルの背負いやすさ
軽いランドセル・重さ軽量化まとめ
今回は、ランドセルの素材や萬勇鞄が重さの軽減の対策のために工夫していることなどを紹介しました。
ランドセルは親御さんからお子さんへ初めてのプレミアムなプレゼントです。
お気に入りのランドセルで楽しく小学校生活を過ごしてほしい。
そんな職人の想いと、近年問題になっているランドセルの重さの問題から「軽い」「重いと感じない」を追求した技術で軽量化を目指し、その機能にこだわって開発・作り上げられた萬勇鞄のランドセル。
丈夫で軽くカラダに配慮したランドセルが、お子さまの6年間に寄り添い見守ります。
入学したら始まる、毎日の通学が新1年生になるお子さんにとって快適で楽しいものでありますように。
こちらもチェック♪ラン活にお役立ていただけます。
2024年度ご入学用カタログ請求はこちら
自宅でランドセル体験!ランドセル貸出サービスはこちら
男の子におすすめのランドセルカラーは?2024年度人気色
ランドセルを男女の人気別・素材・学年で比較!購入前に要チェック
ランドセルを自分でデザインしたい、と思ったら…
欲しいランドセルをイラストから発見!